ゴールデン・バッファロー・アンド・ザ・ボーイー月の魔法

むかしむかし ある所 川のほとりに こぶたがすんでいました。

毎日午後になると こぶたは のどかな川のほとりを散歩していました。

ある日、こぶたは 川のそばに蓮の葉にくるまれた赤ん坊がいるのを見つけました。

こぶたは赤ん坊を拾って育てたいと思いました こぶたは小さなころからずっと独りぼっちだったからです。

こぶたはそっと蓮の葉に赤ん坊をくるんだまま 家に連れて帰りました。

こぶたは自分で赤ん坊を育てられるか心配になりました。

こぶたは 水牛と遊ぶ水牛使いの子どもたちを思い出してみました。

水牛はいつもこどもと一緒にいて 子どもに周りの自然について教えていました。

「この赤ん坊を水牛に預けて育ててもらったらどうだろう?」と急に思いつきました

でも。。。

やっぱりそれは嫌だな だからって「ぼくが水牛みたいに賢くなれるかな?」と考えました。

こぶたはを考えごとをしながら川べに来ました。

その日の川の水は澄んでいて輝いていると思いました。

水に近づいてのぞきこんでみると川面(かわも)には月の影が映し出されていることに気が付きました。

 

「そうだ!こうしよう!」こぶたは大胆なアイデアがひらめきました。

まぶしい月の影をそっと 拾い上げ頭にのせると ゴールデン・バッファローに変身しました。

ゴールデン・バッファローになったこぶたは嬉しくて走って赤ん坊の元に帰りました。

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